借金55万円から過払い530万円へ

(神奈川県/男性)

2015.09.11

解決結果

戻ってきた過払い金額 / 
530万円
借入期間 / 
20年
借入業者・件数 / 
2件:オリエント、ニコス
解決費用 / 
135万円

過払い金の請求

借金の経緯

今回のご相談は、神奈川県にお住まいのAさん(男性)です。Aさんは、三菱UFJニコスから20年近くも継続的な取引をしてきました。借入当時から、退職金にて一括返済を試みようと考えていたようですが、奥さんには内緒で借入をしていたこともあって、退職金を使うわけにもいかず、現在まで完済しきれずにいたようです。

現在、三菱UFJニコスからの借入元金は55万円となっていますが、近頃テレビコマーシャルなどで過払い金という言葉を耳にし、もしや・・・と思い当事務所へと足を運んだそうです。

解決策

Aさんから詳しく話を聞いてみると、すでに完済済みではありますが、過去にはオリエントコーポレーションからも借入をしていたようで、20年以上も取引期間があったとのことでした。過払い金というのは、すでに完済済みであっても請求をすることが可能となっていますし、取引期間が長ければ長いほど、多くの過払い金が見込まれます。

早速、上記の2社に対して取引履歴の開示を行い、過払い金の引き直し計算をしてみたところ、どちらも多額の過払い金が生じていることが判明しました。もちろん2社に対しては全額での返還請求をしたのですが、どちらの貸金業者も経営状況を理由に、なかなか満足のいく金額提示をしてきてはくれませんでした。

度重なる交渉の末、最終的にオリエントコーポレーションとは過払い250万円にて和解、三菱UFJニコスとは過払い280万円にて和解をすることになりました。つまり、借金55万円から過払い530万円を回収することに成功したのです。解決までの費用として、Aさんから135万円を報酬としていただきましたが、それでも手元に残った金額の多さに、Aさんは大変満足されているようでした。

相談者に今後のアドバイス

現在まで、奥さんに見つからないように借入と返済を継続的に繰り返していて、それは大変だったことでしょう。その苦労に見合う金額と言えるかどうかはなんとも言えませんが、せっかく手にしたお金なので、まずは奥さんと一緒においしい食事にでもいかれては?と勧めてみました。また、退職したとはいえ、Aさんの人生はまだまだ続いていきます。

残った過払い金は貯金をするなど、今後のために取っておくのも1つの選択肢といえますね。体調管理にだけは気を付けて、今後も奥さんと元気に過ごしていただけたら幸いです。

担当スタッフ

樋口勇人

弁護士
所属:ひかり法律事務所

樋口勇人

一生懸命依頼者のために尽くせば その想いは伝わると思います。

※140万円を超える案件は弁護士がメインで担当させていただいております。

今回の解決策「過払い金の請求」について

実はあなたにも払い過ぎが!

『「お金が戻ってくる?」「過払い金?」そんなウマい話あるわけない。 自分には関係ない』そう思っていませんか?払いすぎたお金が返金される過払い金の総額は、今や10兆円を超えているとも言われています。 つまりこれは借金している(いた)人が2000万人として一人50万円の過払い金がある計算になります。 特に意識していなくても『調べてみたら自分にも過払いがあった』というケースは非常に多いです。 ほんの少しでも心当たりがあれば無料で調査いたしますので、是非ご相談ください。

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