【コラム】家族に自己破産を反対されてしまったら
2015.11.18
解決策
世間一般の方からすれば、自己破産という言葉は決して良い響きではありません。自己破産に嫌悪感を持っている方はたくさんいらっしゃるのです。よって、家族に自己破産を反対される方も中にはいらっしゃいます。しかし、自己破産は法律に則った多重債務者の共済措置ですし、個人の清算手続きになるため家族に影響を与えることもありません。とはいえ、こういった説明をしてもなかなか家族を説得できないものです。こういった場合はどうすれば良いのでしょうか?
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■ 自己破産をあきらめる必要はありません
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まず、必ず覚えておいてほしいのが、家族に反対されたからといって自己破産をあきらめる必要はありません。自己破産を検討しなければならないということは、経済的に破たんしていると言い換えることもできます。いくら反対されたからといっても、破たんしたものを立て直すというのは簡単なことではありません。他の債務整理手続きで解決できるのならともかく、そうでないのであれば、家族に反対されようとも自己破産はすべきです。
中には多重債務が理由となり、自殺してしまった方もいるため、家族に反対された場合は自己破産をあきらめるのではなく、自己破産を理解してもらう努力をしてください。
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■ 自己破産は一方的に借金を免除するわけではない
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債権者に対して迷惑をかける事実は変わりありませんが、自己破産は一方的に借金を免除してもらう手続きではありません。自己破産のデメリットについての説明はここでは割愛させていただきますが(他の記事をご参考ください)、自己破産は自分自身もデメリットを抱えることによって、借金を免除してもらう破産法という法律に則った手続きです。
よく自己破産によって借金を踏み倒すといった表現がされますが、決してそういったマイナスの意味でとらわれるべき手続きではありません。多重債務に陥ってしまった方を救済する意味だけでなく、こういった自己破産の本質についても家族にはしっかり理解してもらいましょう。
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■ 困ったときは専門家に説明してもらいましょう
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説明をいくら家族に対してしても、自身がしただけでは説得力に欠けてしまうのも事実です。しかし、法律の専門家から説明されたらどうでしょうか?説得力が段違いとなります。
そこで、専門家に相談しに行く際は、家族にも同席してもらい、納得いくまで自己破産について説明してもらうようにしましょう。専門家に事前に断っておけば、これを嫌がる専門家はほとんどいません。依頼者のためになることなら協力してくれますので、積極的に利用しましょう。
今回の解決策「自己破産」について
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